2018年2月に登場したα7Ⅲ。フルサイズミラーレスの完成形として評価されてますね。
私はちょうど一年前にこのα7Ⅲを買ったので、キリよく一周年として今まで撮った写真を振り返りながら、レビューしていきたいなと思います。
AF点がいくつ、画素数がいくつなどのスペックシートを見て分かる点ではなく、実際に私が撮った写真のみの血の通った(笑)記事になっていると思います。
ちなみに、昔のブログでは2ヶ月使用した所感をこんな感じでまとめていました!
一時期、この記事はα7Ⅲと調べてだいたい1ページ目に表示されていましたね・・。
【SONY α7Ⅲ】ミラーレスの決定版!!α7Ⅲの実力!!二ヶ月使用しての実際をレビュー
いきなりですがドバーンッ!と。まず当たり前ですけど、画質がかなりいいです。
あと高感度にも強く、本当に暗いところで撮るのに躊躇が全くなくなりました。
AFも暗くても全然効くこの感じ!!
夕焼けがきれいだったのでベランダから見た景色を。
小型だから、ちょっと撮りたいなと思ったときにすぐ持ち出せるのは最高です!
しかもダイナミックレンジが凄いから、編集次第で本当に目で見たときのような綺麗さが再現できる!
ミラーレスの中では完全に化け物級のオートフォーカスの速さです。
これのお陰で、一瞬をたくさん切り取ることができるようになりました。
見ていいなと思った瞬間、すぐに取り出してラグなしでオートフォーカスが効くのは本当に気持ちいいです。
逆に、僕が使ったことのある中級一眼レフや、α7R(初代)だとこんなにピンが来ません。
(それまでのカメラなら絶対にこの写真は諦めてました。)
あと、本当に色が綺麗というか、RAWでニュートラルで撮ると本当に霞んだ色しか出ないですけれどダイナミックレンジとかのお陰で現像時にかなり色と光が戻ってくる印象。
一度、"現像大会"という他の人が各々のカメラで撮った写真を現像しまくるという企画に参加したことがあるのですが、α7Ⅲのしやすさと発色は段違いでしたね・・。
これはおそらく大分県内最大のフォトコン”大分光のファンタジー”で1064点中グランプリになった写真です。下から上まで本当にキレイに光りを取り込んでますね。
ただ私の写真は結構現像ありきです。
逆に言うと、現像で戻すと割り切ったらα7Ⅲは間違いなく最高のカメラです!!
紅葉とサクラのイルミネーション。
こんな感じでリフレが本当にキレイに撮れます!しかも両方手持ちです・・。
おそらく強力な手ブレ補正の賜物ですね・・。
これも”宇目の春フォト”というフォトコンテストで一位になった作品。
暗いところから明るいところまでしっかり写ってます。
またダイナミックレンジが広いと、あえて狭くしてフィルムチックに仕上げることだってできます。
これも手持ち。おそらくSS=1/15だった気がします!
ちなみにちょっと暗めに撮っておくと、後でいい感じに仕上げることができます!
こんな感じで別府タワーの近くで長時間露光。EVFでおよその明るさが分かるのも頼もしい!
一枚目は、地元にある由布岳です。
二枚目は東京もとい千葉ネズミーランドにあるプロメテウス火山です。
星撮る時も、モニターで擬似的に長時間露光の結果を映し出してくれます。
要は暗いところでも出来上がりの写真がどんな感じになるか映し出してくれるモードがあるんですね!
これめっちゃ星撮るときに使えますよ!
気になる人はブライトモニタリング機能で調べてみてください!
ちなみに紅葉とサクラの写真多めでしたので、こちらにもまとめております!!
大分県で見つける「紅葉」〜紅葉ベスト5〜
大分で桜を撮ろう。個人的ベスト5スポット!!
これは、流行りのタピオカドリンクを自宅で作ってみた時の写真。
こんなに強烈に入ってくる光でもかなりの再現度です。
こんな感じで差し込んでくる光が好きです。
おそらく広いダイナミックレンジは勿論ですが、フルサイズじゃないとこれは難しいかなと思います。
実はこれを撮る時は、二段くらいアンダーで撮ってます。そうすることで白飛びを防いでるのです。
ただフルサイズ以外でこれやると、明らかにノイズっぽくなったり今度は黒色が救えないですよね。
通り過ぎる人に連発。これもおそらくSS=1/10くらいで撮ってますね。
いやぁ手ブレ補正様様。手持ちでここまで表現できたら文句なしです。
軽くて小さいから固定もしやすいしね!
フルサイズだから大きめだけど、ギリギリ怪しまれない程度のサイズだと勝手に思い込んでます。
だからこそこうやってカフェでもサクッと撮ってみたり。
バラはいいですよね。個人的にソニーの撮って出しの緑はあんまり好みじゃないですけど青はかなり好きですよ。(編集前提ですけどね)
サクラもこの通り。実は、風でめっちゃ揺れていたのですが高速AFで一発。
ディズニーで撮った写真たち。勝手にディズニースナップという新しいジャンル開拓してみました。
ということで、ディズニーに行ってきた写真は下のリンクにて。
田舎アマチュアカメラマンがディズニーでガチってみた
これはα7Ⅲを買って最初に撮った写真です。懐かしいと言うか感慨深い。
後ろからストロボ炊いて雨粒を停止&可視化しています。
さてさてまだまだ続きますよ〜!
ちなみにですね、私がα7Ⅲを買おうと決断したのは福岡のソニーストアで触ったときに感動したからです。
なぜ感動したかと言うと、勿論オールラウンダーな性能はありますが、特に瞳AFに惹かれたからです。
普通にAFが早い上に、人の目にバチッとピンが来る。これは垂涎モノですよね。
こいつに大きな衝撃を受けて買った次第ですはい。
かのイルコさんの撮影会に行ったときのです。(雨天決行撮影会)
このときはブルーアワーで、バチバチにストロボを焚いた感じです。
ちょっと現実離れな雰囲気が出ますよねー。
一風変わった写真
神楽女湖にて。花菖蒲をバックに。
豊後森機関庫にある機関車にて。
いつの間にかラブライブの聖地になってたね。
神楽を撮ったときの写真。このときは友達から70-300を借りて望遠端で撮影しました。
ん??私です。
ちなみにスマホで遠隔シャッター切ってる地鶏だょ(はーと)
大分で活動されてる映像クリエイティブチームの"GOOD LUCKS!"さんの協力で写真活動していたり。
春のエモめ系写真たち。
ライブ写真もこなします!
ちなみにこれは、ベースソロの時にいきなり暗くなってスポットライトが当たるというシーンだったのですが、α7ⅢならAFの心配せずに素早く撮れたので頼もしかったです。
ビバ瞳AF!
瞳AFのお陰で、構図や露出にホントーに集中できるのです!!
もうAFはα7Ⅲに任せっきりですね。(前はオールドレンズ大好きっ子でしたが)
あとほんとボケるボケる。ビバ・フルサイズ!
ちなみにレンズは現在3本のみで運用してます!
景色は広角ズームである「SEL1635Z」
スナップと人撮りは「SEL85F14GM」・「SIGMA35mmART」
次にどれを増やすか本当に悩んでいます。
ちなみにSIGMA35mmARTが本当に良すぎて、ほとんどこのレンズで撮ってます。
35mmについては今度詳しく記事を書こうかなと思っています!
次は軽くていい感じのレンズが欲しい。
Tamron28-75とか、SIGMA45mmf2.8とか、あとはSEL5518Zも!おすすめ教えて!!
【2020年追記】
sigma45mm購入しました!以下のリンクで記事書いています!!
SONYカメラと軽いレンズ
~SIGMA45mm Contemporary〜
以上、私の相棒α7Ⅲちゃんでした。
ほとんど写真ばっかでしたけど、私がα7Ⅲについて調べたときは本当に作例が少なくて頭抱えたので、それも踏まえてめっちゃ写真の多めにしてみました!いかがだったでしょうか?
写真はスペックで撮るものじゃないので、スペックだけ並べられてもいまいちピンとこないんですよね。
個人的にα7Ⅲのいいところは
・瞳AF
・カスタマイズ機能(ボタンに好きな機能を割り当てられるので設定変更がスムーズ)
・小型軽量、それでいて画質・ダイナミックレンジ良し!という圧倒的信頼性
だと思います。(ざっくりまとめましたが笑)
今回、この記事を書くにあたって自分の一年間の写真を見返しましたが、α7Ⅲが来てから本当にメキメキ成長してました。ビックリ!!
やっぱり、機械を弄る煩わしさとオートゆえのラグ(AFの遅さなど)からかなり開放されるので、より写真というものに集中できるからだと思います。
超ハイテクマシンなのに、逆に写真に集中させてくれるこのカメラは本当に優秀だと思います。
機械に使われず、かつ直感的に自分の使いたい機能が引き出せる。絶対に買って後悔しないと思いますよ!
以上!!読んでくれてありがとうございます!!
フォトグラファー”ikora”
大分で写真を撮り続ける医学生
主にポートレートモードと絶景を中心に
撮り続けている
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