くじゅう連山
大分県で最も早く紅葉がみられる”くじゅう”
くじゅう連山は登山でも有名で、いくつかのルートがある。
登山なしでくじゅうの山々を望むには”牧ノ戸峠”がおすすめ。
少し上に上がると、くじゅうの絶景が望める。
10月中旬ごろから焼け始め、11月初旬には枯れる。
斜面一面に広がる紅葉。 10月21日に訪れたが、一部分枯れていた。 ただ、恐らくピークはこの頃。 (次の週に行った人は”紅葉はだいぶ終わっていた”と言っていた)
岩肌の武骨さと、紅葉の鮮やかさが見事にマッチしている山上。
山の上に広がる”すすき”も素敵だった。
山に広がる、鮮やかな紅葉の絨毯
深耶馬渓(一目八景)
大分で紅葉といえば、ここ一目八景(ひとめはっけい) 「大分で紅葉見るならどこがいい?」と聞かれたら真っ先にこの場所をおススメする。 渓谷の中にあるので、日中でも少し薄暗く、シンとした雰囲気が好き。
渓谷の真ん中に川が流れていて、橋が渡されている
また道路側には多数のお店が並んでいて、ご飯や名物のそば饅頭が食べられる。
岩肌の正面には展望台があり、正に”一目八景”を見ることが出来る。
全体的に薄暗く、逆光を多用するポートレートには不向きだが だからこそシックなイメージが作りこめる??
宝生寺
最近では、紅葉時期のライトアップが定番になってきた。 ライトアップは都会のお寺などでやってることが多いのだが、大分だって負けてない。 ここ、宝生寺では池のリフレクションも相まって超絶景がみられる。 しかも、都会と違って人通りがとっても少ないのがいいところ。 (ちなみに私が行ったときは、2・3人しかいなくて拍子抜けした。)
辺りは真っ暗なのに、宝生寺の周りだけ異様に明るい。
紅葉のリフレクションは京都などでも行われているが、それに劣っていないと思う。
水面の反射率が100%なのか!?というぐらいに映っていた。 写真を撮っていると現実との境界を見失いそうな景色だった。
渓石園
深耶馬渓にある渓石園。ここは日中もいいのだが、今年(2018年)からライトアップが始まった。 ちなみに今年からライトアップが始まったのは、ここと一目八景だ。まだ認知度が低いためか、やはりこちらも平日はスカスカ(時間によっては0人の場合も)
真ん中の滝を中心に、色鮮やかなライトアップが施されている。 また中心の池に反射する紅葉がきれいに映っている。
園内の中心には水がこんこんと流れている。ライトアップも鮮やかなので、枯れてる途中でもなんとなく紅葉気分が味わえるだろう。 ちなみに先述の一目八景のライトアップも行きたかったが、期間が短くて結局行くことはできなかった。
富貴寺・両子寺
最後に紹介するのは富貴寺と両子寺
もちろん別々のお寺なのだけど、二点の距離がクルマで15分程度と近いので
どちらか行ったときには、両方巡るのがいいと思う。
富貴寺は特に紅葉の名所として知られていて、土日は観光バスが来るくらい人で溢れかえっている。
富貴寺
中央に無骨に鎮座しているこの建築物、実は近畿地方以外にある数少ない平安建築の一つだそう。
秋はこのように紅葉の絨毯に、冬は雪の絨毯を敷くのだそう。
入口付近はこのように光が降り注いで、幻想的な景色を見せる。
大分県内では最も遅い紅葉であるので、その年の紅葉納めにもってこいである。
両子寺
両子寺は敷地が広く、山頂付近まで歩いていくこともできる。
入口付近はこのように長い一本道になっている。
紅葉のカーペットがしかれており、写真を撮るなら正に”ここ”が相応しい、といった場所になっている。
以上、大分で見つけた紅葉名所5選でした。
もし他にいいスポットがあればぜひ教えてください。