光と影
藤河内渓谷は森の中にひっそりとあり、光が差し込むのは太陽が高い12時から2時過ぎまでだそう。
このときは雨が”しとしと”降っていて、薄暗い渓谷が一層薄暗くなっていました。
この日、一瞬だけ光が差し込んだ瞬間を。
音まで聞こえそうな写真。
滝を絹のように流れる写真を撮りたかったので広角ズーム(SEL1635Z)と可変NDを用意しました。
SS=10秒程度で。縦構図で、斜めの導線を3本意識しました。
くらい。とても、くらい。
そしてどこかにある、物足りなさ。
滝上か、画面の端に、モノかヒトを置きたいような葛藤がフツフツと湧き上がる。
「宇目の春フォト」
祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク
藤河内渓谷がある”祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク”では、フォトコンも開催されています。
instagramで"宇目の春フォト"とタグ付けして応募します。
それで、この日撮った滝の写真が見事グランプリに輝きました!笑。
(賞品は、お米10kgとしいたけ&はちみつでした!)
これがその写真です。
暗めの雰囲気を生かした(つもり)の作品です。
岩肌を伝わるきめ細かい直線。
プールしている水たち。
二段の滝。
滝の流れ
淀んでいる水たち。ここから沢山の水が流れ始めます。
先程の滝のスケールアップした写真。先程の水がこのように墜ちていきます。
急な水が斫(き)りだした滑らかで、時に鋭利な岩たち。
渓谷の名にふさわしい光景です。
そしてまたプールしている場所に。
絶妙な緩急が続いてできる景色。
これは、キャニオニングも楽しそう・・。
いかがでしたか?
僕は、また紅葉の時期に来たいなと思いました。
あと、キャニオニングしたいな・・。
実は藤河内渓谷は総計3回来ています。
運転大変だから、しょっちゅう来れるわけではないのですが、渓谷の中を歩くのはとってもいい運動になるし、空気も澄んでいるのでまた来たいと思います。