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SONYの神レンズ
マイベスト85mm
(SEL85F14GM)

    目次

  1. はじめに
  2. 僕と85mmという画角
  3. GMとの出会い
  4. ポートレート
  5. 絞った写真
  6. 所有欲を満たすGMaster
  7. 最後に

はじめに

こんにちは!フォトグラファーの"ikora"です。
今日はずっと書きたかった、マイベストレンズについてです!
SONY FE 85mm F1.4をこの2年間使ってきたレビュー?というか実感を書きます!
※欲しくなっても責任取りません!!

僕と85mmという画角

大分のフォトグラファー

2年前ずっと欲しかったα7Ⅲを購入し、それと同時に買ったのがこのSEL85F14GM(FE 85mm F1.4GM)でした。
まさに清水の舞台から飛び降りるように買ったのを覚えています。
当時からポートレートに興味があったのと、SONY公式の魚住さんの作例が透明感抜群で好きでした。

85mmとそのエモ写真たち

85mmスナップ

そして2年前にはこんな記事も書いておりました。
この記事、2020年現在「85mm」「85mm スナップ」「85mm ポートレート」などの検索ワードで1位、2位に何故かいます笑

SAL85F28

SONYつながりでMINOLTAも大好きなんですよね〜。
僕がカメラ始めたとき、とうの昔にミノルタは撤退していましたが「ポートレート」「85mm」と言えばミノルタ!みたいなイメージが僕の中にありました。

minolta md85mm

なので、何故かMINOLTA XDとMD Rokkor 85mm F2が手元にあるんですよ。
ちなみにこのレンズめちゃくちゃいいですよ笑。
中古市場でもあんまりお目にかかれないレア玉ですが。

GMとの出会い

85mm 桜

ということで、出会ってしまいました。

85mm GMaster

かなり期待して買ったのですが、このレンズがこんなにも僕の写真生活を変えるとは予想していませんでした。

最初の写真

最初に手にした日をよく覚えています。
α7Ⅲと同時に注文したのですが、カメラ本体は人気すぎて先にレンズだけ届きました。
それで手元にまだあったα7R(初代)に付けて、撮ったのが上の写真です。

初代につけるとAFはびっくりするほど遅いし、実用性は皆無だったんですけど(3世代目αからは爆速AFです)もうこの描写に虜になりましたよね。

知ってたけど、ボッケボケやないか。
シルクみたいなボケやないかい。

85mm 物体

もうわけも分からず沢山シャッター切ったの覚えてます。
どうでもいいポールですら、絵になるんですもん!
勝手に自分が上手くなったと勘違いしてしまいますねこれは。

ポートレート

85mm ポートレート

85mmと言えばポートレートですよね!
僕は勝手に女の子レンズと呼んでいます。
女の子を(可愛く撮れる)レンズのことです。

85mm ポートレート

口径食は確かにすごいですが、それでもこの一本あればポートレートは無敵なんじゃないか!
と思わせてくれるくらい最高の相棒です。

85mm ポートレート

あと色味やヌケもかなり良くって曇りの日に積極的に持ち出したいレンズです。

85mm ポートレート

個人的には、散漫となる横構図より縦構図の方が気に入っています。
インスタだとどうしても縦構図のほうが画面占有率が高くって目立つということもありますが。

85mm ポートレート

ちなみに逆光には強いわけではないですが、レンズの味で”いい感じ”に調理してくれます。
カバーを外すとフレア出まくりですが、それもまた味として許せます。
なんせBokehがいい。それに尽きます。

絞った写真

大分

基本的にこのレンズは、開放の描写に全振りしていると思っていますので絞ることは少ないです。
しかし、景色や逆光が強い時など絞るときも稀にあります。

別府タワー

え、なんか急にテイスト変えるやん??
別府タワーです。長秒露光です。
全然こんな使い方もできるのがこの85mmの懐の深さ。

由布岳登山口

ほいっ。
由布岳登山口。
F8まで絞れば、絶景だってお手の物なんです。
自分としては85mmの画角って、自分が絶景を集中して見てるときの画角近いからズームレンズより使い勝手が良い。目で見える像と一致しているから。

コキア

フワッフワのコキア。これはF2.8ですかね。
人物は瞳AFが優秀で、開放でバンバン撮るんですけど、ブツ撮りなんかはだいたい2段絞って撮ります。
そうすると若干フワッフワが残りつつ、切れ味が復活するんですよね〜。

コキア

宮崎は高千穂峡。
先程言ったように2年もこのレンズ使ってきて、身体の髄の髄まで85mmという画角を入れ込んであるので割と違和感なく撮影できます。
余談ですが、僕は35mmと85mmをメインで運用していて”いわゆる”標準レンズという50mmを持ち合わせていません。

レンズたち

所有欲を満たすGMaster

Gmaster

SIGMAのArtは何本か持ってますし、45mm(Iシリーズ)のメタルっぽい質感も気に入ってます。
でも今まで手にとったレンズでGMasterが明らかに手にしっくり来ます。

Gmaster

先ず僕がレンズに求める一番大切な要素を言います。

絞り環(リング)

です。絞り環のないレンズは僕の中でプライオリティが低くなります。
あとNikon ZやCanon Rレンズにある、複数の機能を持たせているリングは論外です。
絞り環の視認性を捨てて、反応性の悪いダイヤル増やして良いことあるんですかね?
(いいレンズが沢山あることは十分承知ですが)

Gmaster

絞りリングの話をする人が少なくって残念ですが、フルマニュアルで撮る自分にとってスグ確認できて、画面を見ずにどれくらい絞り込んだかを手の感覚で分かるこのリング、レンズの肝だと思っています。

 Gmaster

だからSIGMA・FUJI・GMシリーズは僕の中で好印象となります。
その中でもこのSEL85F14GMは太さといい重心といい、非常に左手にしっくり来ます。
重量級のレンズですが、取り回しは悪くなく両手のホールド感が心地よいです。

おわりに

Gmaster

正直、予算が許すなら全SONYユーザーに手にしてほしいFE 85mm F1.4 GMasterでした。

こいつしか勝たん!!

という場面めちゃくちゃあります。こいつのためにGmasterというブランドが立ち上がったと言われても全然嘘じゃないなと思います。(85mmはGM発表時最初の単焦点でした)

Gmaster

ミノルタの85mmも、カメラマンの間では伝説になっていますが、このGMも歴史を刻むレンズじゃないかと本当に思っています。
生まれ変わってもこのレンズと出会いたいくらいです。

最近は色んなメーカーがフルサイズミラーレス出していますが、このレンズがあるからずっとSONYでいるのかなぁ。と思うほどです。

では、ばいちゃ。

フォトグラファー”ikora”
大分で写真を撮り続ける医学生
主にポートレートモードと絶景を中心に
撮り続けている

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