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ジャンクフィルムカメラは
SNSの夢を見るか。
記憶はアナログの海の中

    目次

  1. はじめに
  2. Fujifilm TELECARDIA
  3. 公園
  4. おへや
  5. さいごに

はじめに

もう疲れたよパトラッシュ。。。
20万円のフルサイズと10万もする巨大なレンズをブン回して、 「いい写真、いい写真」とゾンビのように彷徨い歩く、 終わりなき戦い。

α7とレンズの写真

とのことで、箸休めにフィルム写真をやってみようかなと思った。
ちなみに手元のフィルムカメラとしては「α sweet」と「CONTAX Aria」を 所有しておりますが、一眼レフは重い!

α sweetとレンズ α sweetと尾道

さて、コンパクトフィルムがいいなと直感で思った。
それで有名な「CONTAX T2」を買おうか迷ったのですが、箸休めのはずが こんな大金を注ぎ込んで良いのか?という考えがよぎり、とりあえず駅前のカメラ屋さんに突撃することに。

駅前の写真

Fujifilm TELECARDIA

ジャンクカメラボックスを漁ったら、比較的程度の良さそうな”エセSFちっく”なカメラが出てきた。
外観はプラスチッキー。名前も聞いたこともない。スイッチも少ない・・。

カメラを買うときから、一つの約束事を決めていました。
それは「単焦点であること」

単焦点レンズの写真

厳密には、このカメラは「二焦点カメラ」で、35mm(f3.5)と70mm(f5.6)が使えるのだが
望遠側はオマケ程度の描写だそう。
その場で、一通り動作するかどうか確認してから購入。

2000円也。

FUJIFILM TELECARDIA

「FUJIFILM TELECARDIA SUPERDATE」をお出迎えしました。
ネットで事前にコンパクトフィルムを色々調べましたが、こいつの名前は聞いたこともなかったです。
有名なコンパクトフィルムをメルカリで買おうかとも迷いましたが、 こういうのは一期一会の楽しみが大事だなと思い(箸休めだもんね!) カーディアちゃん(?読み方あってる?カルディア?)をお迎え。

最初に撮った写真がこれ。
完全に使い方がわかってなくて困惑してる笑
しかもなんか暗いぞこれ。
大丈夫なのか・・。
あと、日付がちゃんと入ります。え、なにそれエモい・・。

フィルムを使ったことがある人なら分かると思いますが、やっぱりフィルムは晴天下が一番!
特に海の青や、赤色などの原色系を順光で撮るといい感じ!
この点、いつもアンダー&逆光をフル活用しているデジタルとは真逆の理論。

とのことで、CARDIAちゃん片手に「つくみイルカ島」へ!
(フォトコンか何かの賞品でもらったチケットが丁度あったので。)

うみたま体験パーク「つくみイルカ島」

うみたま体験パーク「つくみイルカ島」
ペンギンの写真

ついてスグにいるのが、この”PENGIN”!
お、なんかフォーカスは大丈夫そうだぞ・・。

イルカのしっぽ

これはイルカがジャンプして潜るときに撮った写真。
おぉ!水もかなりきれいだぞ!
このカメラ、やることといえば本当にボタンを押すだけ。
”写ルンです”よりもカンタン!

いいじゃん?いいじゃん?

どう見ても、おっさn・・。
水中から垂直に浮かび上がってくる、おっさn・・。

20年以上前の写真って言われても信じる・・。ふるい・・。

慣れてないのもありますけど、フォーカスをちょくちょく外します。
まぁいいっか。フィルムだもんね笑

素通しファインダーなので、そこから覗いて、”エイヤッ”とシャッターボタンを押すだけ。
ラグがない。思った以上に見たままというか、感性の赴くままに撮れる。
ショー中のいるか。

ショーを撮っていた。あんな小型なカメラで撮れるのかな?

圧倒的日の丸構図。
美しいな・・。

公園

お次は佐野植物公園。
タダだし、花が咲いてるし、暇あればよく来てる。
セルフポートレートもここでしたよ!

被写体がいないのなら、セルフポートレートなんてどう?

うみたま体験パーク「つくみイルカ島」

まず一枚目・・。
暗いのでブレてます。
しかも花にピントェ。。
確か最短撮影距離が60cmだった気がします!
遠いなぁオイ。

うん、ふつう。次いこ次!

またもやピントが抜けてます笑。
よくわかんないけれど、カメラがピピっ!という時があるから、その時たぶん最短撮影距離より近くてフォーカス合わせられないよ〜!って言ってるのかな。(ネットでも説明書が不在でよくわからん。)

おぉー!光と影もしっかりと。
ちなみにこの記事全体でX-TRA400っていうフィルム使ってます。
結構安いやつ。
あんま色は良くないんだよね〜笑
まぁ写るかどうかも博打のジャンクカメラに高級フィルム入れられませんよね。。

こっちは、本物の通りすがりおじさん。
デジタルだと絶対こんな写真撮らねぇ。
なんかフィルムって一枚一枚が大事だからこそ、シャッター切らないでいるとウズウズするんよね。
大事にしていると何も撮れないので、手持ち無沙汰にエイヤッ!と押してしまう。
だから、写真に対する閾値がなんか変わるよね〜。しかもこいつコンパクトで、押すだけだからなおさら。

"the"普通写真。次。

今回の現像でおそらく一番良かった写真。
エゲツねぇ。先に歩いてたのを撮っただけなんだけど、構図が極まってる。
やっぱ普段、光や現像で誤魔化している?分、構図に執拗になる気がする。
デジタルでこれが撮れるのか。。”空”の空白をきちんと置けるのか。
めちゃくちゃ考えさせられた写真。

一部分フォト。ちょっと失敗。
まずこのカメラが近寄れない(最短撮影距離が長い)のと、入れてたフィルムが色くすむ系だったこと。
あと、この日ちょっと曇りでドラマティックな光を作れなかったこと。まぁ失敗もあるさね。

ファインダーを覗かずに、テキトーに勘で撮ったやつ。
やっぱり勘は冴え渡ってませんでした(泣)

うーん、撮るときはいい感じになると思ったのにそうでもなかった写真。
デジタルだとスグ確認して消せるけど、そうはいかない。

おへや

暇すぎて何枚かお部屋の写真がありました。
部屋って基本的に暗いし、絶対テキトーに撮った感がある。
でもそれがいい笑

パジャマにしているアディダスオリジナルスの海パン。
バーでバイトしてた頃に、月収で買った”yogibo”
それとずっと飲みたくって、ようやく手に入れたサントリー”碧Ao”
かなりどうでも良すぎる写真。(この時酔ってたな?)

またウィスキー撮ってる。
横の"HARRY CRANES"は北陸旅行でかったハイボール
9%と辛口だけど、今までに飲んだどの缶ハイボールよりも極上で、箱買い通販するか迷ってる。

近くに新しく出来たタルト屋(正確には移転してきた)のタルト
レモンタルトだっけな、めちゃくちゃ美味かった。
ちなみに奥には、防水写ルンですがある。
光の感じが良かったので撮ったのかな?暗いね。

最後に

いかがだったでしょうか?
全く飾り気のない写真たち。フィルム写真たち。
”TELE CARDIA SUPERDATE”
ちなみに後で知ったのですが、1987年発売、発売時5万円超えだったらしいです。
大先輩かつ、当時の5万ってめっちゃ高いよね??
そんなのが今や2000円で買えて、動くってこと自体がエモエモ。
次は良いフィルム(たぶんPORTRA400)でも装填して遊ぼうかな。

※写真は、α sweetで撮影されたボク。

フォトグラファー”ikora”
大分で写真を撮り続ける医学生
主にポートレートモードと絶景を中心に
撮り続けている

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