OPAM
OPAMは大分県立美術館。
結構モダンな建物で、常設されてる施設も面白い。
美術館なので、シンプルかつ幾何学的模様が浮かび上がりやすいので、散歩や写真をぶらぶら撮るのピッタリ!
入ってすぐ目立つのがこの丸い物体。なんなんだろこれ。
とりあえずこれ、インスタ映えするのね笑
差分。
このように円形のものは端っこに置くのが面白い。というセオリーを使っています。
一つの物体でも、日の丸構図、三点分割以外にも様々な視点があるのですね。
こんな感じで広々空間です。2階から。
外観。
色が足りないなと思い、黄色いタクシーが走るまで待ちました。
こういう時、ボーッと撮らないで、待つということを最近知りました。笑
スナップ
温泉だけじゃない大分の魅力 | RECO
ちなみに、OPAMでスナップした時に参考したのがこのサイト。
保井さんが大分に来てることにも驚きました。
きらびやかではないのだけれど、シックで、丁寧で、好きなフォトグラファーの1人です。
この日、美術館に来ていた小学生3人組。まるでズッコケ三人組みたいだぁ。
3階に上がると、またしても3人組に会いました。
どうやら小学校の宿題で、美術館に来ていたようです。
ここプールがあるんですよ。
ビニールシートで作られた擬似的なやつですけど。
ちゃんと飛び込み台もあって、小さい子にも人気。
しかもインスタ映えも絶対する!(また今度、ここでアイデア写真撮ってみたいなぁ。)
ただの”手”。
個人的には、美術館にエスカレーターがあるのがなんか新鮮・・。
3階にて。
これもヒトが通るまで、待ってみた。
この日一番良く撮れたと思った写真。
ヒトがいないと、味気なく無機的だけど、ヒトがぶれた写真が映るだけで急に全体に有機さが帯びる。
安定(=つまらない写真)から不安定になるのです。
物理・化学でもよく言われますが、エネルギーというのは不安定から安定状態に遷移した時に生み出されるものです。
写真や芸術にも言えるんじゃないかな。日頃の違和感を増幅(アンプリファイ)したいなと。
警備員さんと親子。
エスカレーター・ガラス・手すりの幾何学的な整合性と、2人(3人?)の距離感。
そしてそれも見て、撮る僕。
この写真だけでも、登場人物の距離感や視点が分かるかなぁと。
ここには決定的な違和感がありました。
静観性が保たれているミュージアムでダッダッダッと靴が弾ける音。
幼稚園か小学生低学年の子が、猛ダッシュしている。
その瞬間には、シャッターを切る。
まるで獲物を見つけた豹のように、
ターゲットを見つけたスナイパーのように撃ち抜きます。
ちなみに真ん中にあるぼんやりとした線は、ガラスの縁です。
上の方がガラス窓で明るいというのもあるけれど、下半分はガラス越しの景色で、”あきらかに”光の透過率が異なっているのです。
こんな感じで、陰と陽・光と影・生と死、そのような二項対立的な概念を一枚に濃縮したいなぁ。
OASISとの間にある歩道橋にて。
ここは光が差し込むからちょうどいい。
光が差し込むということは、写真を撮る人間にとっての最高のご褒美。
逆光だっていいのだ、いやむしろ逆光は大好物のひとつ。
見つけた花。それ以上でもそれ以下でもない。
おわりに
いかがだったでしょうか。
美術館をお散歩。
特に興味がある展示がやっていなくても、フラッと(♭)遊びに行ってみては。
ちょっとした異空間を味わうのにもいいかも。